今回は、風水からみたお財布と素材や形についてです。
なお、財布の色については→ 財布の色を風水で選ぶなら2020年開運財布
風水は陰陽五行説が根底にありますから、風水からみた気をつけるべきお財布は、「火は金を溶かす」ことから、「火」に属するような素材はNGとなります。
では、「火」に属する素材や材質とは何でしょう。
火に属する素材は、ナイロン素材、ビニール素材です。
これらは風水ではお金を燃やしてしまうとされています。金運アップには、良くないですよね。
ナイロン、ビニールは避けると覚えておきましょう。子ども時代にビニール製のお財布を持つならまだ、いいのです。親の財産で育っているわけですから。
成人したら、ナイロン素材、ビニール素材の財布は避けましょう。
また財布を持たずに、ビニール袋で代用している人もいますが、そのような人でお金持ちは、見たことがありません。
ナイロン、ビニールに比べたら布製、デニム製の財布はまだいいのですが、やはり革製品には負けます。
それではおすすめの素材を早速、みていきましょう。
牛革がおすすめ。素材は本革のもので
本革のものであればOKです。
本革がいいとされ、合成皮革は、お金の出入りが激しくなるといわれています。
本革のものの中でも、おすすめは牛革です。一番基本となって誰にもおすすめできる革製品です。
このほか、豚革、羊革(ラムレザー)、山羊革(ゴート)、馬革(コードバン)もあります。
豚はトントン拍子に物事が進むとか、物事がウマくいくとか、かけことばとして取り上げられることが多いですが、豚、羊、馬などは好みの問題になります。
一部には、牛と羊は、「土」に属するから、「土は金を生み出す」としていいのだという人もいます。
牛革のヌメ革も経年変化を楽しめます。土色といいますか深みのある飴色になっていきます。手の脂でじわじわ変化していきます。特に、ワックスやオイルできちんと手入れをしていると、ツヤが出てピカピカしてきますから、それも金運にいいのです。
パテントレザー(エナメル加工)もツヤが人気だが、保管に注意
一部には、エナメル加工として知られる、パテントレザーが人気です。
これは、ツヤのピカピカの光が金運に良いと言われるからです。
金運は「金色」がいいという風水師が多いですが、キラキラ、ピカピカは金運アップに良いと言われています。
それで、特に牛革のパテントレザー、エナメル加工が金運にも良いとして使っている人もいます。
こちらは、長財布ほど書籍で書かれていないので、知る人ぞ知るという感じです。
ただし、エナメル加工は、水が染み込まないのがいいけれど、その分、保管がおざなりになりやすいのです。手入れが簡単と言われていますが、雑誌のページなどが張り付いて困ったという経験がある人もいるでしょう。
インクの付きやすいといわれています。毎日の汚れを落として、風通しが良い場所に置きます。
もし他の財布との交換で、長期に使わないことがあったなら、布にくるんでおきましょう。
白いエナメル加工の財布ですと、黄ばみが目立つこともあります。シミや黄ばみは、金運を落とすので買い替えを検討です。
ツヤがなくなった時点で、考えておきましょう。
蛇革(パイソンレザー)、ワニ革(クロコダイル)、象革になると人による
蛇革やヘビ柄(パイソン)やクロコダイル(ワニ革)、オーストリッチ(ダチョウ)、に関しては、かなり個性的といいますか、お金を引きつける力が強いといわれています。
これらは、人を選ぶと言われているゆえんです。どちらかというと、会社勤めの人よりは自営業、自分で商売を行っている人向きといわれています。
ニシキヘビは、水商売など景気の上下が激しい人向きといわれています。それよりは一般向けは、白蛇財布でしょう。
私も九星気学の先生が白蛇財布(ただし後で書きますが、本物の白蛇は使えません)を使っていると聞いてから注目するようになりました。
ワニ革やオーストリッチは、すでにお金持ちになっている人の財布です。エネルギーが強すぎですね。ワニ革は、「一度咥えたら離さない」というくらいエネルギーの強さがあります。だから、お金をつかんで離さない、としてすでにお金持ちになっている人の「守り」にいいというわけです。
中には、財布の色にはまったくこだわりがないが、パイソン革もしくはワニ革に決めている、という人もいます。
最近は、ガルーシャ(エイ革)や象革も見かけるようになりました。
エイ革はビーズを引き詰めたようなところが良い点、スターマーク、星目が「キラキラ」に結びつくので良いという点があります。
そのうえ、エイは、ラッキーフィッシュとも呼ばれているくらい「開運」さらには、「金運アップ」になるといわれるので、縁起を担ぐ人のお財布にぴったりです。
そのうえ長持ちする革です。お財布はどうしても毎日使うものだから「へたりやすい」のですよね。しかし、エイ革は、大変丈夫なのです。刀の束の部分の飾りに使われていたくらいです。
エイ革を「風水」でみてみると、両極端な意見となっています。
水(海)の生き物なので、「水は流れる」としてメインの財布よりは小銭入れや名刺のほうがいいという人もいます。
たしかに、個性が強い革なので、そのパワーに負けない必要はあるように感じます。
持っているだけで目立つのは、金ピカ財布か、エイ革の財布くらいでしょう。
象革にいたっては、かなり貴重なものになります。象は幸せの証といわれていますし、インドのガネーシャは象の神様ですが(日本でも「夢をかなえるゾウ」として知られるように)、ガネーシャは日本の歓喜天、聖天様のルーツといわれ、これまた、商売繁盛や金運の神様です。
自分で商売をしている人、社長さんに向いている革だと思います。
革というわけではありませんが、ヒョウ柄も派手な人に好まれるものです。ヒョウ柄のような派手な柄は、それに負けないくらいの運気を持っている人でないと、負けてしまうといわれています。
芸能人や水商売のような人気稼業の人でない場合は、さけておいたほうがいいです。
キラキラチカチカするような柄、金の鱗のようなものも、かなりのパワーを持った人でないといけません。
お財布に対する好みは、その人の性格が現れてくるものなのです。
クロコダイルは男性用と思いがちですが、お金持ちの女性もけっこう持っていますよ。
女性用クロコダイルについて >> クロコダイル女性用
白蛇財布は、お金が貯まる財布といわれるが、本物の白蛇革ではない
先ほども書きましたが、白蛇財布として現在流通している財布は、本物の「白蛇」を使っていません。
なぜなら、白蛇は珍しい生き物で国の天然記念物だからです。国の天然記念物を取って革にして、財布にするなんてできないことなのです。
ですから、現在売られている白蛇財布は、蛇が苦手な人にも持ちやすいように、牛革などで作っています。白蛇伝説のいわれを忠実に再現して作られた財布なのです。それでなければ、蛇革を白く染める方法です。
牛革であっても、蛇の革のように見せる場合もあります。
弁天様のお使いだから、ということもあります。金局三合(巳、酉、丑)で財運を表し、幸運の神様ともいわれています。白い色は、気を浄化するとして、白だからという理由で持っている人もいます。
蛇にまつわる神社では、金運アップと関連していますから、お金に関する縁起を担ぐ人たちに、「お金が貯まる財布」として、静かに人気があるのです。
白蛇に関する伝説などは、財布屋のサイトに詳しく書かれています。
財布屋の白蛇に関するページ
>>白蛇財布
金運を底上げするおすすめのモチーフ
ここではダメなものよりも、いいモチーフ、おすすめを多めに書いていきたいと思います。ダメなものは、なるべく少なめで。
小銭入れと長財布と同じデザインでそろえるのも楽しいですよね。
ここでいうモチーフは、連続する柄、模様のことです。財布の外側に使われていることが多いですが、内側にも柄物で入っている場合もあります。
花柄
特に女性の場合、良いとされるのは、花柄です。結婚運、家庭運にもいいモチーフです。人間関係運もいいです。ただし、人間関係にはいいのですが、人間関係のためにお金が出るとも言われています。長い目で見る必要があります。
お財布の場合、花柄は型押し加工でもいいですし、ワンポイントとしてもいいです。
ハート
愛されるモチーフとして選ばれやすいです。豊かさの象徴ともいえます。
リボン
結ぶということから、こちらも吉です。縁を結ぶにつながるので、恋愛運にもいいモチーフです。
星
キラキラとしていることで、金運にもいいモチーフです。運気アップを狙いたい人にどうぞ。
スタッズ
星のモチーフと同じように、星型スタッズはラッキーモチーフです。運気をとどめておく、金運を手元に止めるとして良いです。ゴールドのスダッズならさらに金運アップです。
フリル
ピラピラしていることから、風を起こすとして良いモチーフです。
水玉
水玉模様は風水では、コインのように丸いことから吉のモチーフです。一見すると水玉模様に見えないのですが、押し型で水玉模様になっているという財布もあります。この場合も「丸」という形から吉なのです。
格子柄や編込み柄
手編みカゴのような編込み(メッシュとか、イントレチャートのようなもの)や格子柄は線をクロスさせているので人間関係の縁が深まるといわれています。シャネルのバッグにあるような格子は良い柄なのです。
あみあみ財布で知られているのはレディースだと、ボッテガ・ヴェネタですね。ラムレザーやカーフスキンレザーを使用しています。それ以外の絞りのようなレザー柄との組み合わせあるのを見ましたが、やはりボッテガといえば、編み目のイントレチャートです。
また、同じ柄が続くので、地道にコツコツとお金を貯めるイメージにもつながります。
パッチワークのように形がバラバラというよりは、編込みのカゴのような規則的な柄が好ましいです。
ダメなモチーフの例としては、ネガティブなものは避けましょう。
ドクロマークや、十字架、刃物のようなモチーフです。このようなモチーフは、財布としてでなく、別のもので使うようにしましょう。
そのほか、「火は金を溶かす」なので、「火」に関係するモチーフはさけておいたほうがいいです。
風水では、猫、蝶、さくらんぼはさけておいたほうがいいと言われるモチーフです。一般に動物柄のもの、モチーフは、子ども財布ならともかく、成人したらさけておいたほうがいいのです。
モチーフではありませんが、財布にシミがついたり、汚れがついたり(たとえモチーフのように見えても)キズがついたりしたら、なるべく早く買い換えるようにしてください。
高級ブランドの財布は、金運あり
高級ブランドは、お金持ちが長年持ってきた歴史あるものですから、金運アップには最適です。特に、最近できたばかりのものよりも長年培われてブランドのほうがいいです。
なるべくなら古くからある高級ブランド品を選びたいものです。
しかし、あとでもいいますように、人間にはそれぞれ器がありますから、いきなり自分の格よりも上のブランドを買うよりも徐々に上げていくことをおすすめします。
女性ならエルメスやシャネルがいいのですが、いきなりエルメスよりも(女性経営者にエルメスは多い印象です)、最初はコーチやヴィトン、セリーヌにするなどして徐々に自分が目指す財布にしていきます。
男性でいいと言われているのは、ルイビィトンの「タイガ」です。
これは、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」の作者である税理士さんが、自分のまわりにもおすすめしているとして紹介していました。
この税理士さん自身が「財布を変えることでお金への態度がガラリと変わることを、身をもって知りました」と書いているくらい、財布とお金に対する態度ははっきり現れるのです。
それまでは、漠然と業績のいい社長さんは美しい財布を持っている、それも長財布だったとわかっていたのに、です。
やはりものは巡り巡るわけですから、お金を大事にする人は、人も大事にする、モノも大事にする、なのです。それがお金に反映されるということです。お財布の状態をみれば、お金に反映されていることがわかります。
ブランドの財布を持つというと、おいそれと買えないわけですから、財布を大事にします。
その影響もあって、ブランド財布は金運にいいとされるのです。
ですから、ブランドものの財布をとっかえひっかえして、この芸能人が使っていると聞いたら、すぐにその財布を買い、こちらの芸能人が使っていると聞いたら、またそちらの財布にするというようなコロコロ変えるような財布にブランドの財布はふさわしくないです。
落ち着きのある財布、それが高級感があるブランド財布の良さなのですから。
きちんとした財布を持つ人は、自分のお金の出入りに対してもきちんと把握しているものです。
いつも自分の経済状況をきちんと把握していること。それが最も現れやすいのが「財布」と言えるでしょう。
それはお財布の中にいくら入っているか把握できてこそです。そのような習慣ができている人は、必要なものだけ財布にいれるというクセをつけているので、ブランドもののような上品な財布をもっているという、卵が先か鶏が先かのような問題になってしまいますが、傾向としてはあると感じています。
その反対に、セールとなっている財布、ワゴンセールに山のように積まれている財布を選ぶのは、おすすめできません。
運気も安っぽいものでいい、ということになってしまうからです。
中古の財布も、以前にどのような人が使っていたのかわからないため、おすすめできません。
高級ブランド財布を下駄箱の上に置かない
財布の置き場所にも気をつけたいものです。高級ブランド財布なら、きっとそのへんに置きっぱなしということはないとは思いますが、念の為。
中国の風水師が何度も書いていたのが、玄関のところにある棚や、下駄箱の上に財布を置きっぱなししてはならない、ということです。
忘れ物をしないようにと玄関のところに、財布やキーホルダー、スマホの充電器など置いている人がいます。また、ついつい玄関の下駄箱の上に置きっぱなしにすることも多いものです。
それは金運にとって、とても良くないことなのです。足が出るではないですが、金運が逃げると考えられているようです。
忘れないためとか、理由はあるかもしれませんが、玄関は気が出入りするところなので、落ち着きもないですし、防犯上の良くないですから、玄関に置きっぱなしはやめておきましょう。
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