金運がよくなるよ、というおまじないやジンクスを聞いたことがあるかと思います。
日本では、金運アップのためのジンクスとしては、以下のようなものがあります。
- お財布に入れたお金は、上下の向きをそろえる
- レシートをいれたまま、割引券をいれたままなどゴミ箱扱いしない
- ポイントカードを多く持ちすぎない
- お財布のファスナーや引手がゆるんだり、スナップがはずれたりした財布ではない
- お財布をバッグにいれたまま、それも床においたままのバッグにいれたままは避ける
- お財布はいつもきれいに。汚れたら拭いておく。革製品ならピカピカにする
- お財布からお金を出して渡すときは相手に丁寧に渡す
- 小銭入れと札入れを分けておく
中には、お札を買ったら、100万円の札束を入れて寝かしておく、というものも。
お財布用の布団まであるのですよ。
このほかにも、日本の風水とは少し違う中国の風水についてジンクス的なものをご紹介しましょう。
開運したいなら、金運にも種類があること知る
中国での「金運」には、いくつか種類があります。
正財運というのが、仕事でお金を得るという財運。
偏財運というのが、投機や博打などでお金を得るという財運。
それにプラスして、徐々に増えていくという「横財運」というものがあります。
ジンクス、おまじないですから、それに頼りきるのもどうかと思いますが、良い方向に向かうなら儲けものです。
今回は、横財運や偏財運アップのためのおまじない、ジンクスを中心に書いてみたいと思います。
塗り直し、掛け直しで、運気を変える
私が中国の風水で、とても面白いなと思っているのが、家の門だとか、窓枠などを再度、「塗り直し」することです。
そのようなジンクスがあるのですね。
宝くじがあたらない、数字くじがあたらない、そのような時に、家の雰囲気からガラッと変えるには、門などの塗り直し、です。
運気が低迷している時は、引っ越しをすると言われていますが、これまた、時期と方位が気になるでしょう。そこまでできない人が大半ですから、もう少し手軽にできるものとして、窓枠、門などの塗り直しです。
それとともに、家の中に、観葉植物を置いてある、書画、絵画が置いてあるのなら、こちらも全部取り替えです。
これによって運気がガラッと変わってくるということです。
財布は、年長者が見守ってくれたり、サポートしてくれたりする運に関わるので、生年月日の中でも、「年」によって考えたほうがいいのですが、「横財運」に対しては、生まれた日の、十干十二支のうち、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)をみます。
生まれた日の甲乙丙丁戊己庚辛壬癸によって、色が決まっているので、その色を使うようにするといいのです。
石の力を借りる、これこそパワーストーン
金運アップ、向上もいいのですが、時には、ついてないなぁと思うことが続く時もあります。そのような時は、パワーストーンの力を借りるのもいいのです。
中国では、翡翠をバングルのような腕輪にしてもって、災い除けにします。
黒曜石(オブシディアン)も災い除けにいいのです。マイナスの気を吸ってくれるといわれています。
そのほか、バングルのような腕輪というより、日本でいうところのパワーストーンブレスレットもいいです。
紫水晶、黄水晶、ルチルクォーツのブレスレットをつけるというのがおすすめのようです。
身につけるのなら、ネックレスでも可、とのこと。
椅子、とくに仕事で使うオフィス用チェアは背もたれが高いもの
そもそも風水は、環境学の面から発生したようなものです。
気の流れだとか、川や水がどこにあるだとか、山がどこにあるだとか、をみて家の場所を決めます。
日本でも江戸時代くらいは、江戸城からみての鬼門とか裏鬼門を気にしていたようですね。
日枝神社や神田明神などが知られています。
上野の寛永寺は、江戸城からみての「北」を守り、「南」を護る増上寺のまわりには、お寺が多いのだとか。
日本の場合は、寺院や神社の配置でどうこうするのでしょうが、中国の風水では、山や川、海です。
余談が多くなってしまいましたが、このように山を後ろにするのがいいので、オフィスの椅子は、背もたれが高いものにして、まるで「山のごとし」にします。
このような背の高い(ハイバッグ)の椅子です。
Dowinx オフィスチェア
後ろを山にするのは、財運を守るためでしょうね。
水の流れも大事
後ろが山となって、守りを固めたら、次は、水です。
中国風水では、家の中で金魚を飼え!ということが言われますが、これは水の流れを重視するからなのですね。
金魚が泳ぐことで、水が動きますから。だから、金魚鉢に金魚を入れて置いておきます。置き場所も風水師に鑑定してもらうくらいです。
そもそも金運アップしたいのなら、水は淀んでいてはいけません。流水という、流れが必要です。
水玉模様がいいと言われるのも、水が丸くなっていて、循環していることにつながるからです。
そのほか、台所など口に入る水と、トイレの水は、分けるように、と言われてますが、日本では一緒にしているのがほとんどないですよね。
このように水も「風水」では重要なのです。
同時に室内の空気が淀んでいてもいけませんので、換気をよくすることも必要です。気は水に宿るのです。
香港でも、台湾でも銀行やホテルの前に池があったり、噴水があったりしますが、これらはすべて風水を見てもらっておいてあると考えていいくらいです。
貔貅を飼う
石でできた彫り物でも、風水用に売っているものでもいいので、貔貅(ひきゅう)という謎の動物(笑)を飼います。
置物としておいてもいいですし、ブレスレットやネックレスでもOKです。
一部の人は、貔貅のお尻に穴を開けてはならないと言ってますので、ブレスレットやネックレスは、口のところに引っ掛けてお尻に穴が開いていないものがいいです。
貔貅を飼いましたら(置物だけど)、顔は外に向けて置きます。そして毎日お尻をなでなでします。
口は、撫でないように。
床に置かずに、高さのある場所に、そして外に向けて(手の上においている場合もなるべく外に向ける)おきます。
そもそも貔貅は、お尻の穴が開いていない!金銀宝石を食べてしまって、そこら中に排泄したために、皇帝から罰として、お尻の穴を塞がれたのです。
そのため、今では金銀を溜め込み、外に出さない、として縁起の良いものとしてモテモテです。
ただし、すぐ眠くなるので、お尻をなでなでしたり、鈴を鳴らして起こします。
お腹が丸く大きく膨れているものを選ぶといいですね。
可愛いのか、怖いのかよくわからない感じの顔ですね。オスメスがありますので、ペアで飼うとよいですよ。
毎日撫でていけば、きっと愛着が湧いてくるはず!
日本では、お金を呼んでくるめでたい動物として、龍を飼うのがいい、として書籍もあるようですが、台灣や中国では、龍は猛獣扱いなのですね。
飼い方にも注意が必要なのです。
お金も運もつれてくる 黄金龍(おうごんりゅう)の飼い方・育て方
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